MYSTIC RHYTHMS

北の離れ 2012

古書店主が綴る日常雑記 古本屋な日々...  profile

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二千十二年 皐月十三日 シラン

 今年もシランが咲きました。漢字で「紫蘭」と書く、日本に自生する野生の蘭です。名の通り紫の花が数個づつ花茎先端に付き、よく目立つ。庭や花壇に普通に植栽されますが、野生のものは準絶滅危惧種に指定されています。
シラン このシランが、同じ様に咲いていた丁度一年前、我が家のネコ、18歳と数ヶ月(多分9ヶ月)の巴(ともえ)さんが亡くなりました。

 以前メルマガ(2010年12月24日号)にも書きましたが、巴さんは2010年の11月頃から体調を崩し、自ら食事を摂らず、指又はシリンジ(針の無い注射器の様なもの)で、強制的に給餌するような状態が続きました。一旦は回復の傾向を示したのですが、2011年5月の連休が終わった頃には、強制給餌でも食事を受け付けなくなり、その数日後の5月13日夕、私の腕の中で息を引き取りました。
 食事を受け付けなくなったとは言い、矢張り水分を含め多少は摂取させねば衰弱は進むばかりと、シリンジで強制給餌したのがいけませんでした。流し込んだものを嘔吐すると、身体を硬直させ、苦しむ様子を見せて数分後、給餌の為に抱きかかえた腕の中でそのまま、息絶えました。
 もうその前日辺りから、体温は下がり、声も力なくなり、もう、もって二三日か...と思ってはいましたが、無理な給餌で苦しませ、死を早めてしまったことを悔いました。
 巴さんは、強制給餌をとても嫌がり、何時も激しく抵抗しました(高齢になってから非常に怒りっぽくなったというのもあるのですが)。私のやり方が下手だったということもあったかもしれません。また、なかなか食べてくれないことに苛立ち、一人での介護でストレスもたまっていた為、時に乱暴に接してしまうこともありました。それもあったと思います。日に5回の強制給餌(と週1・2回の点滴)によって、確実に延命は出来ました。強制給餌しなければ、当時の衰弱の進み方からみて、体調を崩してから一ヶ月ともたなかったかもしれません。しかし、結局回復叶わず、死を避け得なかった結果を迎えてみると、こうなるなら、あんなに嫌がる巴さんに無理に強制給餌しなければ良かったのかな...、自然な最後を静かに迎えさせてあげれば良かったのかな...、と考えたりもします。正直、悔いました。
 何が正しい答えなのか、どうすることがベストだったのか、私の中ではまだ判然とはしません。ただ、一つ思うのは、ネコ(或いはイヌ)の介護を、一人で抱え込むのは良くない、と言うこと。一人での介護は非常にストレスのたまる行為です。老齢で回復が見込めない場合など、終わりが見えぬだけに尚更かもしれません。時には週に一日二日程度、巴さんを動物病院で預かってもらうことを考えるのも必要だったかなと、今考えます。
 介護を一人で抱え込まない、と言うのは人間の介護に関しよく言われることですが、動物の介護に関しても、全く同様と思います。時には、心も身体も休ませる時間が必要です。介護者がストレスをためては、自身にも相手にも良い事は何も有りません。

 …………
 20年前、初秋の夜、何故か我が家の門の前にうずくまっていた黒い仔ネコ。仕事帰りの私が、如何したの?としゃがんで声をかけると、仔ネコは鳴きながら私の膝の間へ入り込んで来ました。その仔ネコが、のち「巴」と名付けられることとなります。名は、当時読んでいた「平家物語」の登場人物、巴御前に由来。伝染性鼻気管炎が可也ひどく、片目は殆ど白濁状態。巴御前のように元気に丈夫にとの意を込めての命名です。
 思えば、仔猫と言えるほどの幼い時期(おそらく生後一ヶ月ほどでした)からネコを育てたのは、巴さんが初めてのことでした。当時居た先住ネコを含め、皆其れまでは(一頭を除き)或る程度ノラで育ってから我が家の住人となっていたので、トイレの躾けも、完全室内飼いも初の経験でした。
 巴さんは非常に手のかからない子で、暴れ回りもせず大人しく、食べ方もお行儀が良かった。それに騙されました。子猫とはこの様なものか、と思ってしまったのです。その後、何頭か子猫を育てましたが、大きな勘違いをしていたことを思い知らされました。子猫は小さな怪獣でした(一寸オーヴァー)。食欲と運動欲の塊(あと睡眠欲)でした。
 巴さん、最期だけ一寸、手がかかったね。

 我が家では、ネコが亡くなった時、棺(と言っても段ボール箱ですが)の中にその時々、庭に咲いている花を入れます。巴さんの棺には当然、シランを入れました。黒白ツートーンの被毛に、鮮やかな紫が、よく似合っていました。

 ・巴さん関連記事
 北の離れ:'02年12月20日'05年9月25日'05年10月27日'11年12月15日
 メルマガ:'10年12月24日

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*シラン(紫蘭):Bletilla striata 日本、中国、台湾に分布。高さ数十cm。極めて丈夫。白色品種もある
*怒りっぽくなった:ネコの場合高齢になると甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)という甲状腺ホルモンの分泌が過剰となり常に代謝の激しい状態となる病気になりやすい。矢鱈活発、食欲旺盛なのに痩せる、攻撃的になる等の症状が現れます。巴さんの場合もこの病気が疑われたのですが、血液検査でも甲状腺ホルモンの増加は認められませんでした
*伝染性鼻気管炎:ヘルペスウィルスによる。発熱、流涙、目やに、鼻汁、くしゃみ、角膜炎等の症状が目立つ。仔猫に多発
*巴御前:「平家物語」「源平盛衰記」に登場する武将。源義仲(木曽義仲)の妾或いは召使とされる。容顔まことに優れ一騎当千のつわもの、と描かれている

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・福島県動物救護本部 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/kyuugoindex.htm
・東日本大震災東京都動物救護本部 http://www.tokyo-doubutsukyuen.org/
・Google Animal Finder(動物消息情報) http://japan.animal-finder.appspot.com/
・msnペットサーチ(被災ペットを探す・引取る) http://eastjapaneq.jp.msn.com/petsearch

二千十二年 卯月十日 オンカロ

 オンカロ(onkalo)とは、フィンランド語で「洞穴、隠し場所」を意味する言葉。現時点で、世界中で唯一の、高レベル放射性廃棄物、詰り原子力発電所から出る使用済み核燃料等の最終処分所の名です。
 オンカロはオルキルオト島(バルト海北部ボスニア湾)に現在建設中の、高レベル放射性廃棄物を地層処分する施設。最終的には地下520mまで掘り、2020年までに運用を開始し、フィンランド国内の原発で生じた100年分の廃棄物を保管し、2120年に操業を停止。トンネルごと埋め立てて封鎖する予定。
 地層処分(地層処理とも)と言うのは、高い放射線量を持つ廃棄物(使用済み核燃料など)を、人間を含む生物の住む場所から遠く離れた場所に隔離する為に、現在のところ最も現実的な方法として考えられている処理方法です。
 通常、使用済み核燃料を再処理、即ち燃料として再び利用可能なウランやプルトニュウムを取り除いた場合は、放射性廃液とガラスを融かし合わせ、キャニスターというステンレス容器に注入固化し(ガラス固化)、再処理しない場合は使用済み燃料棒をそのままキャニスターに入れ、それをオーヴァーパックと言う金属容器に収めます。そして最後に、数百mの地層(一般に300m以上)で隔たった地下深部に粘土で囲み埋設します。人工と天然の二重(多重)バリアで隔離すると言うことです。
 高レベル放射性廃棄物の代表である使用済み核燃料は、ウラン(U235とU238)と、プルトニュウム(Pu)とその他生成物に分けられます。再処理をしないで直接処分(ワンス・スルー)する場合は当然ながら、再処理をした場合でも、半減期数万年の放射性物質(その他生成物)が含まれる為、生物にとって安全なレベルまで放射線量が下がるには、数万年から10万年(或いは20万年)要すると言われています。オンカロは、管理期間を10万年と設定しています。

 10万年...、これからのその歳月、どの様な変化が起こるのか、想像はつきません。過ぎた同じ期間の変化の大きさを考えれば、尚のこと。
 10万年前、我々ホモ・サピエンスのご先祖が、≒15万年を過ごしたその誕生の地アフリカを出、世界中に拡散し始めた、と現在考えられています。それからの地球10万公転、その間の変化たるや、旧石器時代の石や骨のシンプルな道具が、スマホや宇宙ステーションになっている訳ですから。これからの10万年、如何変化するのやら...。
 人類がまだ存在していたとして、何らかの原因により、文明は衰退しているかもしれない。人類もその文明も途絶え、異なる存在が異なる文明を築いているかもしれない。地下深くに眠る危険極まりない存在を、ちゃんと伝えることは可能だろうか?
 私は、人類の10万年後の存在をイメージできません。おそらく、フィンランドの自然・風土が産んだ、深遠なシベリウスの後期交響曲を奏でる者も、それを聴く者も、存在はしないでしょう。
 とは言い、例え人類がその存在を失っても、その後世への責任が消滅する訳ではありません。これからの後の歳月、世界がどうなっていこうと、それを考慮しながら行動しなくてはなりません。

 フィンランド以外では、日本を含め、現在のところ、原子力発電所から排出される使用済み核燃料の最終処分場を持つ国はありません(厳密に言えば、フィンランドもまだ完成していないので持っていないということになるか)。スウェーデンが唯一処分場建設地(フォルスマルク)を決定しているのみで、他の国ではまだ用地の選定段階。
 如何するのか?「フクシマ後」の世界で、今人類は選択を迫られています。最終処分場も持つことが出来ない中で、原子力を選択するのかしないのか。
 現状、少なくも日本では、「原子力NO!、再稼動NO!」と言う意見が大勢です。無理もないと思います。当然でしょう。私も、福島第一原発事故の検証も終わらぬ内の再稼動には得心が行きません。このまま再稼動が行われれば、なし崩し的に原発利用が当然の事となってゆく危険性が大と思います。
 でもこれから、電気料金が上がり経済的に逼迫し、或いは節電の不便を強いられていく中で、「NO!」と言い続けることができなくなり、「やっぱり原子力必要。再稼動致し方なし」となる場合があるかもしれません。でも、そのとき、我々は覚悟が持てるでしょうか。原子力を選択すると言うことは、10万を越す年月の後の世界に対してまで責任を負う、と言うことです。その覚悟、果たして我々にあるのか?大いに自問する必要が有ると思います。

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*高レベル放射性廃棄物:原子力施設から出た高い放射線量を持つ廃棄物。使用済み核燃料や解体後の原子炉など
*直接処分(ワンス・スルー):使用済み核燃料を再処理せずにそのまま廃棄物とする方式。これを採用しているのは、アメリカ、カナダ、スウェーデン、フィンランド、韓国
*再処理:使用済み核燃料から未反応のウランと生成したプルトニウムを取り出すこと。再処理をするのは、日本、中国、フランス、ロシア。部分再処理(再処理可能部分のみ再処理し残りは直接処分)は、イギリス、ドイツ。日本は青森県六ヶ所村に再処理工場を建設・試運転中。
再処理で取り出されたウランとプルトニュウムで作られた混合酸化物燃料を「MOX燃料(Mixed Oxide Fuel)」と言い、これを従来の原子炉で利用することを「プルサーマル」(プルトニュウムとサーマルニュートロンリアクター(熱中性子炉.一般に軽水炉(減速材に普通の水を利用した一般的な原子炉)を指す)の組み合わせ)と呼ぶ。MOX燃料は高速増殖炉(核分裂で生じた高速中性子を利用する原子炉.日本では福井県敦賀市に「もんじゅ」がある)での利用が考えられていたが技術的、経済的また核不拡散上の問題等で頓挫し、主流はプルサーマルに移った。
核燃料の製造・再処理・廃棄と言う一連の流れを「核燃料サイクル」と呼ぶ
*地層処分:日本では火山・地震の多さにより地層処分場建設は難しいとも言われる。アメリカ等と共同で地層の安定したモンゴルに処分場を作る計画があったが撤回された
*ウラン:原子番号92の放射性元素。主にウラン238(99.28%)とウラン235(0.71%)からなり、核燃料として利用できるのはウラン235の方。ウラン238の半減期は≒45億年(地球の年齢に近い)、ウラン235の半減期は≒7億年
*プルトニュウム:原子番号94の放射性元素。プルトニュウム239の半減期は≒2万4000年。10万年経つと≒16分の1になる
*ホモ・サピエンス(Homo sapiens):我々現生人類のこと。およそ25万年ほど前にアフリカで誕生したと考えられている
*旧石器時代:≒200万年前から1万年ほど前までを指す時代区分。石器出現から農耕の開始まで。前・中・後期に別れ、10万年前は中期にあたる

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・福島県動物救護本部 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/kyuugoindex.htm
・東日本大震災東京都動物救護本部 http://www.tokyo-doubutsukyuen.org/
・Google Animal Finder(動物消息情報) http://japan.animal-finder.appspot.com/
・msnペットサーチ(被災ペットを探す・引取る) http://eastjapaneq.jp.msn.com/petsearch

二千十二年 弥生三日 1. もう、まだ 2. 椿その後

1. もう、まだ
 もうじきに、あの日から一年が経ちます。もう一年か...と、感じるのが、私の正直な気持ちですが、被災者の方々の思いは如何なのでしょう。「もう」と感じるのか、「まだ」と感じるのか。感慨すら特には無い、という方も居られるでしょう。状況、立場によって、其々に思いは様々と思います。
 とは言っても、多くの方にとって、「まだまだ復旧も復興も遠い」、という思いは、深く共通するのではないでしょうか。各種メディアによる様々な報道に接することによってイメージが形成され、このように考えるのは自然な流れですが、最近目にした、以下に触れる被災動物に関わる或る一つの報道によって、私の場合、特にそう考えるようになりました。

 私の育った家には、私が物心付いた頃から、常に動物達が住んでいました(物心付く前からいたものもいる)。イヌ(スピッツ)、ネコ(シャムやら雑種やら)、ゴールデン・ハムスター、クサガメ、シマリス、ジュウシマツ、メダカ、タナゴ、ドジョウ、マルガタゲンゴロウ(ちっちゃいゲンゴロウ)等など。様々な動物達が、入れ替わり立ち代りですが、私達人間の家族と共に暮らしていました(現在はネコのみ)。その所為もあってか、震災関連のニュース・記事においては、被災動物に関わるものが、ついつい気になり注意が向きます。
 ご覧になった方とも多いと思いますが、先月末の、福島県内の被災動物保護施設「福島県動物救護本部」に関する新聞記事が非常に気になりました。現在施設内他(二箇所のシェルター及び獣医師会、ヴォランティア団体等への委託)で保護されている、引き取り手のないイヌ249頭、ネコ72頭(2月1日時点.読売新聞2月26日記事ではイヌ・ネコ総数305頭となっている)のうち、≒7割は家族(飼い主)が判明しているにも拘らず、引続き県により保護されている、と言うものでした。
 この記事内容が何を意味しているかと言えば、被災者の方々(この場合イヌやネコたちの家族の方々ですが)の生活再建が進んでいない、と言う事。詰り、震災から一年経とうとしている中、多くの被災者の方が、自宅に戻ればまた動物達と一緒に暮らしたいと望みながら、仮設住宅やアパートで暮らす現状にあり、引き取りたくも引き取れない、と言う現実が続いていると言うことです。
 昨年4月の開設当初から「福島県動物救護本部」のサイトは時々覗いています。随分多くのイヌ・ネコたちが引き取られ、リストから削除されていきました。が、まだまだ随分と長い期間、収容されたままの個体も多くいます(昨年5月・6月から居る者も)。他県の保護施設がその役を終え、閉鎖されるものも出る中、福島の施設の閉鎖時期は見えていません。
 福島第一原発周辺の、打ち上げられた船もそのままの、時間が静止したかのごとき光景が、復旧・復興の道の険しさ遠さを、言葉無く語っています。

 被災動物の絡みで、この機会に一寸その方向で膨らまさせて頂きます。
 此度の震災で、福島第一原発事故警戒区域内での取り残されたペット(と呼ばれる動物)達の置かれた悲惨な状況や、その後の収容や施設での保護の大変さ等顧みますと、災害時のペット同伴避難の必要性を痛感します。
 これから更に進んで行くであろう少子高齢化社会の中で、おそらくペット(と呼ばれる動物達)と共に暮らす人々は益々増加していくでしょう。そうしたことを考えると、災害時避難の場合、ペット(と呼ばれる動物達)は必ず避難者が共に避難させることを義務付ける、行政は避難所及び仮設住宅に動物達を受け入れられる環境を整える、等のことが求められます。
 しかしそうした環境・法整備の前提としては、矢張り動物と共に暮らす人間(飼い主)の心構えが重要でしょう。
 動物と一緒
に暮らし、いざと言う場合共に避難したいと望むのであれば、日頃から、食事・水(必要であれば薬・療法食等も)の備蓄、ケージ或いはキャリーの準備、ケージやキャリーに慣らしておく事やトイレ或いは不必要に鳴かない様にする躾け、ワクチン接種、ノミ・ダニなどの寄生虫駆除、ブラッシング(体毛が飛び散らないように)等が必要となります。また、人や他の動物に慣らしておくことも重要です。万が一離れてしまった場合の為、マイクロチップや迷子札の装着も大切。(参考:環境省パンフレット
 ペット(と呼ばれる動物達)は、共に暮らす人間にとって家族です。災害時、それらの保護を行政に求めるのは、ある意味当然と思います。が、その為には、人と共に暮らす動物達が、「社会的存在」として周囲に認められなくてはなりません。その為には、周囲への配慮(特に動物が苦手な人やアレルギーを持つ人に対するもの)を心掛けると同時に、と言うかそれ以前に、共に暮らす人間(飼い主)がまず、彼ら動物達の生命・存在に対しての責任を全うする、という強い心構えを持たねばなりません。

 ペット(と呼ばれる動物達)の運命は、共に暮らす人間(飼い主)次第です。その強い自覚が求められます。

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福島県動物救護本部 どうぶつ救援本部

*仮設住宅:自治体ごとにペット同居の可・不可は異なるが、被災者にとって精神的支えであるペット同居を完全に禁止はできないと言うのが基本線。災害時のペットに関する共通のルール作り(法改正)が現在環境省により進められていますが、この辺りのこともしっかり盛り込んで頂きたい。あと、家畜・家禽(と呼ばれる動物達)の扱いに関しても殺処分以外の方法も考慮する等して頂きたい
*「福島県動物救護本部」の保護状況:以下2月1日時点での詳細です(サイトより転載)。
 ・総括
 イヌ保護頭数 飼養管理中:249頭 返還・譲渡:300頭
 ネコ保護頭数 飼養管理中:72頭 返還・譲渡:144頭
 ・第一シェルター
 イヌ:110頭 ネコ:30頭
 ・第二シェルター
 イヌ:83頭 ネコ:24頭
 ・福島県獣医師会
 イヌ:13頭 ネコ:18頭
 ・外部協力(仙台市獣医師会、山形県獣医師会、栃木県獣医師会、ヴォランティア)
 イヌ:43頭 ネコ:0頭
*被災動物救護施設:勿論福島県以外に岩手県宮城県にもあります(東京にもある)が、既に閉鎖(石巻)若しくは3月で閉鎖される施設(宮城)も有ります

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2. 椿その後
 先月四日分(下の記事)で、二十数年かけて種子から育てた(正確には勝手に育った)ツバキの開花を報告できそうだと書きましたが、遂に咲きました。画像の蕾より先に、同じ株の少し上にあった別の蕾が開きましたので、そちらの画像を載せます。ツバキ花
 白でしたぁ...。意外。種子を拾った街路樹帯には、絞りの花が多かったので、てっきりその系統かと思っていたのですが、白とは...。別にがっかりしている訳ではないのです。ただ本当に予想外だったので。
 咲いたのは、こちらも予想外の先月末。暫く暖かい日が続いた所為か、思ったより早かった。写真を撮った日は、東京には珍しい大雪。濃緑の葉が白を纏い、花弁が雪と同化する中、ぽつんと黄色い蕊(しべ)が目立つ。なかなか良いではないですか。
 でも、名は何と言うのだろう?「一重 白 ツバキ」で検索をかけると、まぁ数多(あまた)の品種が御出ましでさっぱり解らない。単純に「シロヤブツバキ」か?それとも「窓の月」?「初嵐」?「細雪(ささめゆき)」?それとも「白雪(しらゆき)」...?(良い名が多いな)
 色々見ているうちに、みんな輪切りのゆで卵に見えてきた。

 種子を埋めてから開花まで二十数年。思えばその間色々な事がありました。幾らツバキが陰樹(日陰でも育つ樹木。光に対する要求度が比較的低い)でも、もう、環境悪すぎて咲かないのかと、半ば諦め気味でした。待ってみるもんですね。単純に、嬉しい。名前も、もう不明のままでいい(でも知りたい)。
 もう一本別の株にも蕾があります。此方はどんな花となるのか。

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*白のツバキ:シロヤブツバキ(camellia japonica f. leucantha)という日本在来のヤブツバキの白色品種があり、四国・九州に自生も有るそうですが、此花がそうなのかは不明

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・岩手県災害時動物救護本部 http://www.iwatehisaidoubutu.net/
・東日本大震災東京都動物救護本部 http://www.tokyo-doubutsukyuen.org/
・Google Animal Finder(動物消息情報) http://japan.animal-finder.appspot.com/
・msnペットサーチ(被災ペットを探す・引取る) http://eastjapaneq.jp.msn.com/petsearch

二千十二年 如月四日 椿

ツバキ蕾 今を去る...、何年前だ...?もう碌に思い出せないほどの遠い昔、近所に建設中の四車線道路の街路樹帯で拾ったツバキの種子。それを庭の彼方此方に埋めてから、おそらく二十数年。やっと昨年、花芽をつけました。昨秋剪定しているときに発見。今はその頃に比し大分と膨らんで来ました(画像)。
 それにしても、実生(みしょう)だとこんなに花をつけるのに年月かかるのか?
 確かに、自然のままに伸び伸び育てたわけではなく、お隣への配慮や手入れの容易さなどへの考慮から、毎年毎年一定の樹高や幅を保つよう剪定しているので、花がつくのは当然遅くはなるでしょう。チャドクガ幼虫(毒針毛を持つので放っておくと大変)の発生を見つけやすくする為に、大分と枝も透いているし。それに大体日当りも良くない。おまけに肥料も特に施してないしね。でも、二十数年...。長い。
 ずぅっと、楽しみにして来たのです。どんな色の花が咲くのかなぁ、と。全部でどれ程でしょう?ちゃんと数えたことはないですが、多分20本ほど育っているツバキのうち、2本に計四つの花芽を発見しました(何故か一本の木には三つもある)。詰り2種類の異なった花を見る事が出来るということです。
 種子を拾った街路樹帯に植栽されていたツバキは、品種が様々で、赤や白の一色のものもあれば、様々なタイプの絞り(白と赤とのツートーン.模様のパターンが様々)もある。大きさも、小輪、中輪、大輪と此方も様々。ツバキは自家受粉(自身の花粉で受粉)し難く、他の株の花粉で受粉するそうなので、実生の場合、普通実をつけたその木(親木)とは異なる花をつけるそう。一体どの様な色のどんな大きさの花が咲くのか全く不明。楽しみだぁ。

 弥生三月には咲くでしょう。どの様な花となったか、その頃ご報告できると思います。

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*ツバキ:ツバキ科ツバキ属。日本在来種は「ヤブツバキ(camellia japonica)」で青森から南西諸島、また朝鮮半島および中国に広く分布。花は赤の一重。世界に一万を超える多数の園芸品種が有る
*実生:挿し木や接木によらず種子から育った植物
*チャドクガ(Euproctic pseudoconspersa):チョウ目ドクガ科。本州以南に広く分布。ツバキ科植物(チャノキ、サザンカ、ツバキ他)を食樹とする。一生を通じ多数の毒針毛を持ちこれが肌に付着すると猛烈にカユイ

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参考:
・緊急災害時動物救援本部 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/kyuugoindex.htm
・東日本大震災東京都動物救護本部 http://www.tokyo-doubutsukyuen.org/
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二千十二年 睦月一日 ご挨拶

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。また、昨年の地震・津波・原発事故・風水害により被災された皆様に、改めてお見舞い申し上げます。

 今年も、原発事故収束の行方、震災復興、アラブの騒乱また半島の情勢など、気になることも山積ですが、夏には、オリンピックと言う楽しみもありますね。
 各自いろいろ心動くことを探して、生きましょう。

 皆様にとり良き一年となりますように。

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 昨年は、東日本大震災をはじめ、災害多発の一年でありました。また海外では大規模な騒乱・内戦等も有りました。そうした中、様々な報道に接し、「死」というものに思いを至らせた方も多いと思います。私もそうでした。報道された様々な死を思いつつ、やがては訪れる自身の死も思いました。唐突に訪れた死を受け入れざるを得なかった命の無念を思うと同時に、命有る者何時(いつ)何処(いづこ)で如何(いか)なることになるか解らない、と言う思いも、また新たにしている次第です。
 そこで、
 本年の一語:「死を忘れるな」
 要するに、何時何処(どこ)で如何(どう)なるかわからんぞ、心しておけよ、悔いの無い様にしておけよ、何時死んでも良いようにしておけよ、と言う戒め。
 この言葉、元来はラテン語の"Memento mori"(メメント・モリー)(直訳だと「死ぬことを覚えておけ」)。自分が何時かは死ぬ身であることを忘れてはならない、と言う意味の警句として広く使われているものですが、元来は中世ヨーロッパで、全てに平等に訪れる死の前においては、現世的なもの、富やら名声やら何やらなぞ一切無意味で空虚、人間なんぞ弱く儚き存在だぞ、と言った意味合いで使われていた、大分宗教的匂いの強いものだったようです。が、宗教っ気の全く無い私としては、上記の如くキリスト教的文脈は離れ、単に、明日が有るとは限らんぞ、「今」を大切にしておけよ、と言う戒として使わせて頂きます。

 不相変(あいかわらず)大した内容とて無いサイトですが、多少なり暇つぶしのお供にでもなれれば幸いです。

 それでは、本年もお店共々、宜しく御願致します。

追記:昨年は言動にキレっぱやさが一寸目立ちましたので、今年は反省を込め、「心穏やかに」を日々の心掛けとして行きたいと思います

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*Memento mori:何時か死ぬのだから「今を楽しもう」的な使い方をされたことも有ったとの説も

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参考:
・緊急災害時動物救援本部 http://doubutsukyuen.org/
・福島県動物救護本部 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/kyuugoindex.htm
・東日本大震災東京都動物救護本部 http://www.tokyo-doubutsukyuen.org/
・Google Animal Finder(動物消息情報) http://japan.animal-finder.appspot.com/
・msnペットサーチ(被災ペットを探す・引取る) http://eastjapaneq.jp.msn.com/petsearch

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